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すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

くろべえのお仕事

2009-02-06 22:42:44 | ひとりごと
 「今日もな、畑行ったら畑についてくる。コタツに入ったらコタツに入ってもたれてくる。」
 これはキヨちゃんの、「本日のくろべえ」報告である。そうなのだ。くろべえは寝て食べることがほとんどの猫だが、とにかくキヨちゃんにつきまとう。今でこそ猫大好きのキヨちゃんだが、もともとは動物が苦手で動物に懐かれるなんてことはほとんどなかった。
 父が生きていた頃は、くろべえは父についていた。仕事に行くときに
 「父ちゃん頼んだよ。」
と言って出掛けると、分かっているのかいないのか、父のそばについていた。
 父が死んでからしばらくは、離れに走って父を捜しては私やキヨちゃんを切なくさせたが、今ではキヨちゃんのそばにいなくてはと思うのだろうか。そうなのだ、これはくろべえの仕事である。その証拠に、夜は私のそばで眠るし、私がいる日は知らんぷりである。つまりキヨちゃんがひとりだと、そばにいるのである。
 今日も仕事に疲れた私を後目に、「仕事に疲れた」くろべえは私の布団に先に入ってすやすや眠っている。
(投稿したのに、消えてしまったりエラーだったり。今回は大丈夫かな?)

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コメント (4)
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