みちのくの山野草

みちのく花巻の野面から発信。

これが外臺の夢だったったのか(10/22)

2018-10-22 18:00:00 | 「賢治研究」の更なる発展のために
 花巻は今日(10/22)も快晴だった。
 「羅須地人協会跡地」の高台からは、秀麗な早池峰連巓が望めた。
《1 しかし高台から下(つまり東側)を見下ろすと》(平成30年10月22日撮影)

《2 かつての田圃は耕作放棄されて荒れ放題》(平成30年10月22日撮影)

《3 セイタカアワダチソウなどが恣だ》(平成30年10月22日撮影)

 では、一昨年大規模圃場整理がなされたあの場所は今どうなっているのかというと、
《4 大部分が大豆畑になっているようだ》(平成30年10月22日撮影)


 さて、一年半程前に唱われたあの「外臺の夢」で描いていた外臺の光景とは、このように光景だったのだろうか。そもそも、豆を作るのであれば、何もわざわざ約一億四千万円以上もの大金をかけて整備するまでではなかっただろうにと、私は訝った。やる前とやった後でどれほどの違いがあったのか、素人の私でさえもその違いはそれほどあったわけではないことが簡単にわかる。しかも、農家の人たちだってかなりの自己負担があったともいう。そのあげく、整備計画の中に入らなかったかつての田圃は、かくの如く荒れ放題だ。

 そして私は迂闊だったことに気付く、もともとこの大規模圃場整理とは、大規模な畑をここに造る事だったのかもしれない、と。そもそもここには堤防を気付かないということだし、かつてもそうだったのがここ外臺は北上川が溢れて時々冠水していたから、今後もその危険性大だ。でもそんなことは〔或る人は〕織り込み済みであり、ここの土地の跡継ぎがいない場合は企業がそれを手に入れようと虎視眈々としている、そんな悪夢を見ていて、私はハッと目が醒めた。
 そして当時
【工事現場に立っていた看板】(平成29年3月1日撮影)

を見直して青ざめた、そこには、
    経営体育成
と書かれていたからだ。
   
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