みちのくの山野草

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協力依頼の「手紙」に代表理事からクレーム

2017-11-19 10:00:00 | 三陸
《東ニ病気ノコドモアレバ行ツテ看病シテヤリ》(「賢治詩碑」、平成27年10日5日撮影)

 ところが、謝罪すべきものかどうかも定かでない(私から見ればその必要性は全くない)ことに対して、一方的に決めた期限迄に謝罪文を寄越せという「賢治学会代表理事」の理不尽な無茶振りのみならず、実はその他にも同様なことがあったということを私は知った。それは次のような(何日付かは不明だが)文書が「賢治学会代表理事」から「花巻市民の会」会長宛に届いていたからだ。


 さて、「その趣旨は、震災復興に関して被災地の声を聞くことであり、素の発想自体はとても素晴らしいものと存じます」と代表理事が本心から思っていらっしゃるのであれば、もし仮に不備な点がったとしても、話し合って譲り合えばそれこそその「趣旨」が生かされるのにも拘わらず、悲しいかな、この度の「三陸支援募金活動」に対する「賢治学会幹部」の対応が理不尽なもであったのと同様なことが、ここでも起こっていたのだった。

 そしてそもそも、例えば、
    「目的」を説明され「了解」云々
については、お互いの認識の違いがそこにあったのかもしれないのだから、両者から聞き取りをした上で、お互いが認めた、
 事実は、事務局の一員が元事務局長からの依頼(目的の説明はなしに)に応じたものに過ぎません。本会事務局がその「目的」を説明され「了解」したことではありません。
なのか。あるいは、
 あたかも本学会がすでに総会における貴会の企画による活動を承認したかのような印象を与えています。
についても、この文言どおりであれば、それは代表理事の受けた「印象」にすぎず、事の是非を「印象」で判断されることは如何なものか。

 とはいえ、そのように代表理事が「認識」されることに対して、私は「謝罪せよ」とか「謝罪文を寄越せ」などとは言い募らない。それはあくまで代表理事の心の内のことであり、そこまでずかずかと立ち入ることなどを私はしたくないし、そもそもそんなことは許されないはずだからだ。

 ただし、今回の、「三陸支援募金活動」に対する現「賢治学会幹部」の対応が理不尽なもであったということに鑑みれば、上掲の文書をわざわざ代表理事が「花巻市民の会」会長に送って寄越すことは、普通の人は代表理事からのクレームだと思うはずだ、ということだけは言っておきたい。

 なお、私がどうしてこう言いたかったのかということについては次回へ。

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☆『「羅須地人協会時代」再検証-「賢治研究」の更なる発展のために-』










































 




























































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