高瀬露(小笠原露)の墓参後、かつて澤里武治が、そして次に入れ替わるようにして高瀬露も勤務した上郷小学校が比較的近くにあるので、上郷を訪れてみた。そこから、経埋ムベキ山の六角牛(ろっこうし)山そして早池峰山が今の時期どう見えるのかを知りたかったからだ。
《1 上郷の六神石神社鳥居》(平成28年11月18日撮影)
その足元には、
《2 六角牛山の石碑》(平成28年11月18日撮影)
《3 馬魂碑》(平成28年11月18日撮影)
《4 牛馬供養塔》(平成28年11月18日撮影)
《5 庚申塔も》(平成28年11月18日撮影)
《6 》(平成28年11月18日撮影)
この鳥居をくぐるとそこからは
《7 六角牛山》(平成28年11月18日撮影)
文語詩〔盆地に白く霧よどみ〕の下書稿㈠は、
となっているが、さて賢治はどこから六角牛を東に見たのだろうか。
近くの原っぱには
《8 牧草のロール》(平成28年11月18日撮影)
《9 》(平成28年11月18日撮影)
なお、この近くからは
《10 早池峰山がこう見える》(平成28年11月18日撮影)
遠野時代の露は、
君逝きて七度迎ふるこの冬は早池の峯に思ひこそ積め
<『イーハトーヴォ第四號』((菊池暁輝編輯、宮澤賢治の會)より>
というよう、「君」即ち亡き賢治のことを偲びながら早池峰山を詠んでいる。
続きへ。
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《鈴木 守著作案内》
◇ この度、拙著『「涙ヲ流サナカッタ」賢治の悔い』(定価 500円、税込)が出来しました。
本書は『宮沢賢治イーハトーブ館』にて販売しております。
あるいは、次の方法でもご購入いただけます。
☆『「涙ヲ流サナカッタ」賢治の悔い』 ☆『宮澤賢治と高瀬露』(上田哲との共著)
なお、既刊『羅須地人協会の真実―賢治昭和二年の上京―』、『宮澤賢治と高瀬露』につきましても同様ですが、こちらの場合はそれぞれ1,000円分(送料込)の郵便切手をお送り下さい。
☆『賢治と一緒に暮らした男-千葉恭を尋ねて-』 ☆『羅須地人協会の真実-賢治昭和2年の上京-』 ☆『羅須地人協会の終焉-その真実-』
◇ 拙ブログ〝検証「羅須地人協会時代」〟において、各書の中身そのままで掲載をしています。
《1 上郷の六神石神社鳥居》(平成28年11月18日撮影)
その足元には、
《2 六角牛山の石碑》(平成28年11月18日撮影)
《3 馬魂碑》(平成28年11月18日撮影)
《4 牛馬供養塔》(平成28年11月18日撮影)
《5 庚申塔も》(平成28年11月18日撮影)
《6 》(平成28年11月18日撮影)
この鳥居をくぐるとそこからは
《7 六角牛山》(平成28年11月18日撮影)
文語詩〔盆地に白く霧よどみ〕の下書稿㈠は、
そこは盆地のへりにして
稲田はせばく水清く
藻を装へる馬ひきて
ひとびと木炭ととのふる
東は仙人六角牛
洞に水湧き雲湧きて
南なだらの高原に
黄金の草こそ春は鳴れ
そこに五つの窓もてる
宿直かねし教室の
やどり木つけし栗の木の
うちめぐらして建てるあり
とは云へなれがそのひとみ
かしこに朽ちんすがたかな
いざかしこにてさびしさを
青空にこそ織りて来よ
<『校本宮澤賢治全集第五巻』(筑摩書房)341p~より>稲田はせばく水清く
藻を装へる馬ひきて
ひとびと木炭ととのふる
東は仙人六角牛
洞に水湧き雲湧きて
南なだらの高原に
黄金の草こそ春は鳴れ
そこに五つの窓もてる
宿直かねし教室の
やどり木つけし栗の木の
うちめぐらして建てるあり
とは云へなれがそのひとみ
かしこに朽ちんすがたかな
いざかしこにてさびしさを
青空にこそ織りて来よ
となっているが、さて賢治はどこから六角牛を東に見たのだろうか。
近くの原っぱには
《8 牧草のロール》(平成28年11月18日撮影)
《9 》(平成28年11月18日撮影)
なお、この近くからは
《10 早池峰山がこう見える》(平成28年11月18日撮影)
遠野時代の露は、
君逝きて七度迎ふるこの冬は早池の峯に思ひこそ積め
<『イーハトーヴォ第四號』((菊池暁輝編輯、宮澤賢治の會)より>
というよう、「君」即ち亡き賢治のことを偲びながら早池峰山を詠んでいる。
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《鈴木 守著作案内》
◇ この度、拙著『「涙ヲ流サナカッタ」賢治の悔い』(定価 500円、税込)が出来しました。
本書は『宮沢賢治イーハトーブ館』にて販売しております。
あるいは、次の方法でもご購入いただけます。
まず、葉書か電話にて下記にその旨をご連絡していただければ最初に本書を郵送いたします。到着後、その代金として500円、送料180円、計680円分の郵便切手をお送り下さい。
〒025-0068 岩手県花巻市下幅21-11 鈴木 守 電話 0198-24-9813☆『「涙ヲ流サナカッタ」賢治の悔い』 ☆『宮澤賢治と高瀬露』(上田哲との共著)
なお、既刊『羅須地人協会の真実―賢治昭和二年の上京―』、『宮澤賢治と高瀬露』につきましても同様ですが、こちらの場合はそれぞれ1,000円分(送料込)の郵便切手をお送り下さい。
☆『賢治と一緒に暮らした男-千葉恭を尋ねて-』 ☆『羅須地人協会の真実-賢治昭和2年の上京-』 ☆『羅須地人協会の終焉-その真実-』
◇ 拙ブログ〝検証「羅須地人協会時代」〟において、各書の中身そのままで掲載をしています。
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