みちのくの山野草

みちのく花巻の野面から発信。

バッハゼーへ2(7/1)(回想)

2020-12-23 08:00:00 | スイスアルプス
《カルタ・パルストゥリス》(2007年7月1日撮影)

 今回はグンミヒュッテ避難小屋迄の報告をする。
【1 ハイキングコース】

  <『JUNGFRAU REGION』(swisstop)より抜粋>
《2 ベロニカ・カマエドゥリス》(2007年7月1日撮影)

日本のオオイヌノフグリとそっくりな、ゴマノハ科のベロニカ・カマエドゥリス(Veronica chamaedrys)だろう。
《3 ガリウム・メガロスペルムム》(2007年7月1日撮影)

ヤエムグラの仲間、アカネ科のガリウム・メガロスペルムム(Galium megalospermum)だろう。かつてはこの絞り汁をチーズを作るときの凝固剤として用いたと聞いた。
《4 トリフォリウム・バディウム》(2007年7月1日撮影)

いわば黄色いシロツメクサといえるような、マメ科のトリフォリウム・バディウム(Trifolium badium)である。
《5 ゲンティアナ・アカウリス》(2007年7月1日撮影)

萼の開き具合と花冠の内側にはオリーブグリーンの部分があることからゲンティアナ・アカウリス(ゲンティアナ・コキアナ(Gentiana acaulis)とも)とみた。なお、写真の右端にはセリ科のリグスティクム・ムテリノイデス(Ligusticum mutellinoides)?が顔を出している。
《6 》(2007年7月1日撮影)

後に咲いているのははトリフォリウム・アルピヌムなど。
《7 ラヌンクルス・アコニティフォリウス》(2007年7月1日撮影)

白い花はラヌンクルス・アコニティフォリウス(Ranunculus aconitifolius)で、その下の黄緑の小さい花はアルケミラの仲間だろう。
《8 ベロニカ・アルピナ》(2007年7月1日撮影)

ゴマノハグサ科のベロニカ・アルピナ(Veronica bellidioides)だろう。
《9 咲き競う》(2007年7月1日撮影)

ベロニカ・アルピナやミヤマシオガマに似たペディクラリス・ベルティキラタ、キンポウゲに似たラヌンクルス・アクリスなど。
《10 ゲンティアナ・ベルナ》(2007年7月1日撮影)

《11 道の脇百花繚乱》(2007年7月1日撮影)

《13 ソルダネラ・アルピナ》(2007年7月1日撮影)

《14 よく整備されたハイキングコース》(2007年7月1日撮影)

《15 キルシウム・スピノシスシムム》(2007年7月1日撮影)

キク科のキルシウム・スピノシスシムム(Cirsium spinosissimum)があったが、そのいかめしさにやはりちょっと腰が引けてしまう。
《16 アイガーとユングフラウ》(2007年7月1日撮影)

《17 きれいな沢あり》(2007年7月1日撮影)

《18 沢の崖に咲く花々》(2007年7月1日撮影)

《19 トラスピ・アルペストゥレ》(2007年7月1日撮影)

イワテハタザオに似ている、アブラナ科の花トラスピ・アルペストゥレ(Thlaspi alpestre)だろう。
《20 トリフォリウム・バディウム》(2007年7月1日撮影)

《21 アンティリス・ブルネラリア群生》(2007年7月1日撮影)

マメ科のアンティリス・ブルネラリア(Anthyllis vulneraria)だろう。
《22 カルタ・パルストゥリス》(2007年7月1日撮影)

エゾノリュウキンカに似たキンポウゲ科の花、カルタ・パルストゥリス(Caltha palustris )である。
《23 グンミヒュッテ避難小屋(Gummi-Hütte)》(2007年7月1日撮影)

グンミヒッタ(Gummihitta)にあったヒュッテは確かに小屋(Hütte)で、かなり小さかった。

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