8月29日、家内が左胸の辺りが痛くて動けないと言い出したので、救急車を要請し、日赤病院へ運ばれた。医師の説明によると「左肺の上に大きいガンと下に小さいガンがある」とのこと。
そして、「奥さんにはどうしますか?」と聞くので、
「いずれ分かることなので、知らせます」と私が言うと、
医師は、「それなら私から説明します」と言って家内に説明し、それを家内は神妙に聞いていた。
その日は痛み止めの点滴をしていったん帰宅し、次の日、再検査があり、今度は昨日とは別の医師が次のように説明した。
左肺の上にあるのはガンにも見えるが、胸膜炎膿胸で、これが痛みの原因で、昨日より数値が悪くなっているので入院した方がいい。入院は2週間ぐらい必要。下の方にガンもあるが、これは治る。ただ、まず膿胸から治す必要がある、とのこと。
最初、ガンと言われたとき、冷静ではあったが、しかし、その後で、家内が他界して、一人になった自分が頭をよぎった。そして、いくらあがいても、もう会うこともできない家内を思い、抜け殻のようになっている自分がそこにいた。
しかし、実際はそうならないでよかった。
救急車で病院に運ばれ、入院にはなったが、ガンが早く見つかり、かえって幸いだったのである。
そして入院は、家内にとって良い休養期間であり、ご本人は、毎日、1万回「ありがとうございます」を唱えつつ感謝する善い機会だと喜んでいる。そして、わたし自身は、「後悔なきよう、もっと半身を大切にせよ」と忠告をいただいた気がしている。しばらく病院へ通うことになるが、まるで昔の恋人同士に還った気分でもある。
今日も新しい一日が始まったなぁとおもいます。
私、ラジオ体操の歌、好きなんです♪
♪あ~た~らしい、朝がきた 希望~の あさ~だ
そして、横から失礼いたします・・
本日は、ご退院とのこと
* * *
いちばん最初、この日の日記を読ませていただいたとき。
私は、頭のなかで、情報がよく整理できなくて、焦ってしまって、飲みこめず・・
スズキさまご本人さまが ご病気かとおもってしまって、
心臓がドキドキして、文字を追う目がちらちらしてしまって、よく読めませんでした。
もう一度、落ち着いて読ませていただいて、、、
奥さまとのことがわかってからも
私なんかが、どうすることもできないのに
どうしよう、どうしよう、、と、ばかり、そんな言葉ばかりが
浮かんでおりました。
「入院は2週間くらい」
本当に、2週間くらいだったのですね。ほんとうに2週間♪
ばっちり、診断できるお医者さま♪
そのお医者さまが、「治る」 と断言してくださったことは
とっても、心強い!!と思いました。
* * *
診断から間もないころに、すぐに
>善い機会
…との、お言葉、・・素晴らしいと感じました。
スズキさまの「半身」というお言葉にも、はっと、させられました。
* * *
この2週間、病院と、そして、家事と。。
スズキさまは、お疲れが出ていらっしゃいませんでしょうか・・?
夜は、、よく、お休みになれていらっしゃれますでしょうか・・?
お嬢さまも、きっと、きっと、ご心配でいらっしゃることとおもいました。
今日から、また、ひとつのお屋根の下で
お二人暮らしの始まりですね♪
引続き、お大事にお過ごしくださいませ・・
遠くからになってしまいますけれど、
少しでも、お早い完治と、そして、これからの益々のお幸せを
こころより。。お祈り申し上げております
深夜に近い、早朝のコメントで失礼いたしました・・Ray
ラジオ体操の歌、
なるほど、確かに ♪あ~た~らしい、朝がきた 希望~の あさ~だ・・・の歌声を聴くと、活力が湧いてきますね。職場(カー・フェリー)にもこれが好きな人がいて、乗船中、わたしも一緒に体操していました。そして、休暇中もするといいと思ってカセットテープにダビングまでしましたが、とうとう1回もやらずでした。
それにしても、心配していただきありがとうございます。
こんなことを書いて余計な心配をかけては、と思いましたが、医者が治ると言っているんだから、そんなに心配かけることもないだろう。それよりも、家内の入院によって気づかされたことを書きたかったわけですが、心配していただき、嬉しいやら、申し訳ないやらです。
子供たち(女、男、男)も最初はびっくりしたと思いますが、今は胸をなでおろしていると思います。
今日、退院しましたが、家内も私も元気です。毎日、外食やら、スーパーの弁当やらでしのぎましたが、買いだめするわけにもいかず、いちいち買いに行くのが面倒でしたし、そのたびに戸締りしたり、窓を開けたり、その他いろいろのちょっとしたことが、面倒でした。一人になると、これだけ忙しんだ(不便)と思いましたが、これも良い勉強になりました。
ともかく、Rayさまも毎日お疲れなのに、このような温かいご愛念をいただき、ほんとうに嬉しく、有難く思います。心より感謝申し上げます。ありがとうございます。