ある雑誌に、ニューヨークタイムズの次のような記事が紹介されていたので、紹介させてもらいます。
それによるとニューヨーク市の11の市立病院では入院患者の食事が年間で80万食になるそうだが、温暖化抑制のためその病院食を野菜を基本とし、肉食はオプションと変更したことで、食品関係から出る二酸化炭素排出量tが年間で36%減らすことができたとのこと。同市のアダムス市長の英断ですが、日本にもこんな市長が現われてくれればと思います。
また別の雑誌には、こんな記事もあったので紹介させてもらいます。
ハーバード大学の神経科学者であるパスカル・レオーネ博士は「イメージ・トレーニングで脳も身体も変わる」という実験結果を発表したそうです。それによると、被験者をピアノを演奏する組と、ピアノ演奏をイメージする組の二つに分けて実験した結果、運指(うんしゅ)を司る運動野の領域が両者とも同じくらい拡大するのを突き止めたとのこと。つまりイメトレによって脳の活動領域が拡大することが確かめられたそうです。
また同博士の別の実験で、30人の健康な若者を下記の4組に分け、それぞれ1日15分、毎週5日間、12週続けた実験したその結果、
- 小指を曲げるイメトレ 小指の強度が35%増加
- 肘(ひじ)曲げのイメトレ 肘の強度が13.5%増加
- 何もしない対象群 変化なし
- 小指の筋トレ 小指の強度が53%増加
以上の結果から、イメトレだけでもこのように実際に筋力が増加することが確かめられたのだそうです。
それにしても、いつまでも暑さが続きますね。どうぞ皆様も熱中症にならないよう気をつけてください。
○病人をたんに「病める肉体」だなどと考えてはならないのである。「病める物質」などというものは本来ないのであるから、肉体を物質と考えているかぎりにおいて「病める肉体」というものは本来ないのである。肉体がたんなる物質ではなく「人体」であるかぎりにおいて、それは必ず「精神的存在」であるという意味を含んでいるのである。「物質は病みえない」で「心のみが病みうる」とすれば、物心の両面を備えている「人体」が病む場合にはどうしても「心が病んでいるのだ」と考える方が正しいのである。これを仏教的に言うならば「惑病同体」ということである。肉体には「心」の作用の結果があらわれているばかりであって、肉体それ自身には、肉体それ自身の細胞や成分の配列を変化する力はないのである。 (生長の家創始者 谷口雅春著『生命の実相』38巻より)
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