気の向くままに

山、花、人生を讃える

花見へ

2010年04月09日 | 
昨日はあまりに素晴らしい花見日和だったので、今年の花(桜)の見納めにと、車で10分ほどの近くへ出かけた。

幅が5メートルほどの川に沿って両側に延々と桜並木が続くが、いわゆる花見の名所ではないので、地元や近辺の人が来る程度なので、花の下、静かな散策を楽しめる。

空は快晴。風はほとんどなく、ときおり思い出したようにひらひらと花びらが舞う。
周囲は田園で、まことにのどか。
この世とは思えない平和な長閑さに、心が宙に浮いて、あの世で散歩しているような気分でした。
そして、こんな雰囲気の桜は始めて見たというように惚れ直してしまいました。

実はここへ来たのは今年初めてで、一週間ほど前に車を走らせているとき、少し離れた右手に、たくさんの桜が並んでいるのが見えたので、寄り道してはじめて知ったのでした。
その時は7部咲き程度でしたが、今は本当に満開、まさに散り始めというところ。

今までで一番嬉しい花見でした。


さくら・・・・・平仮名で書いても、

サクラ・・・・・カタカナで書いても、

桜・・・・・漢字で書いても、

SAKURA・・・・・ローマ字で書いても、

日本人には、どれも美しいと感じる気持ちがあると思う。
たったこの三文字に、言葉で言い現せないものが、いったいどれたけ詰まっているのだろうと、あらためて、日本人とサクラのつながりの深さを感じたことでした。










    ひらひらと花びら落ちる川面かな


    花の下やすらう人の仏がお
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