ども、砂川です。
もう1枚、テデスキ・トラックス・バンドの「I Am The Moon」です。
新世代3大ロックギタリストのひとりであるデレク・トラックスと、奥さんで、5度のグラミー賞ノミネート歴のあるシンガー&ギタリストのスーザン・テデスキが率いる大所帯ブルースロックバンドの全4章におよぶ新プロジェクトです。
ツアーができずパンデミックに伴う孤立の中、メンバーが互いにつながりを保つ方法として「いとしのレイラ」の出典元、ペルシャの12世紀の詩人、ニザーミーによる詩「ライラとマジュヌーン」に取り組むことをヴォーカルのマイク・マティソンが提案。
全員が同じ詩を読み、それをテーマに曲作りし、セッションを重ねていく中、彼らのキャリアで最も野心的なプロジェクトへと変化したという超大作です。
聴き込むほどに「ほぉ~・・・」と思わずうなる1枚です。