ども、砂川です。
新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。m(__)m
さて、例年なら姉弟・姪・甥いろいろ集まって・・・なんてカンジですケド、世の中こんな状況なので自宅で自粛のお正月でした。
なにしろ我が家は全員集まるともう20人になりますので・・・。(笑)
私も完全に自宅に籠りまして、映画を見て、読書をして、酒を飲んで、寝て、の毎日。
こんなにゆっくりしたのははぢめてなんぢゃ・・・？
で、特に印象深かったのが第76回ヴェネチィア国際映画祭でオープニング作品に選出された是枝裕和監督の「真実」。
昨年、「万引き家族」を見て腰を抜かした私、この作品を見るのが楽しみでした。
フランスの映画スターのファビエンヌが自伝本を出版します。
お祝いのためにアメリカで脚本家として活躍する娘のリュミールと、彼女の夫と娘がパリにやってきて久々の再会に喜ぶ彼女たちでしたケド、やがて自伝本の内容をきっかけに隠された親子の秘密が暴かれていき・・・。
主演のカトリーヌ・ド・ヌーヴが「すげー・・・」の一言です。
やはり昨年見た「インドシナ」で40代の彼女の演技を見て腰を抜かしました。
で、70代の彼女、唖然としました。(笑)
大女優ってこういう人のコトを言うのですね。
是枝監督はこの作品の構想に8年をかけ、全編フランスにて撮影を行った自身初の国際共同製作映画、日本人監督がヴェネツィアのオープニングを飾るのは史上初の快挙でした。
見てよかった、と本気で思える1本です。
