ども、砂川です。
今週、iPhone に入れて聴きまくる1枚、パンテラの「Vulgar Display Of Power」です。
1992年発表、メジャー2作目にして時代を変えた衝撃作。
20年以上たった今も、まったく色褪せるコトがない歴史的名盤です。
「モダンヘヴィネス」や「パンテラ以降」というコトバを生み出した本作、重量感、攻撃性、破壊力、すべてが一級品で、故ダイムバッグ・ダレルのギターテクニックは素晴らしいの一言ですね。
70年代にパンクミュージックが世を席巻した際、アイアン・メイデンやジューダス・プリーストが剛腕でメタルを復興させたように、90年代のグランジムーブメントを完全否定し、キッズをメタルの世界に引き戻した、まさにメタルミュージックの頂点とも言えるアルバムで、とにかくぶっ飛びます。(いや、ジャケ写はぶっ飛ばされてますケド 笑)
Vo.のフィリップ・アンセルモと仲違いした後、ダメージプランというバンドを結成、2004年、オハイオ州でライブ演奏中に観客から射殺される、という衝撃的な結末も忘れられません。
もう二度とあんな悲劇は・・・、と思っていたのに、今回のパリのテロ事件。
ダイムバッグは天国からどう思っているのでしょうか・・・。