子供の頃、旧暦の卯月八日だったかに、どの家もツツジとコバノガマズミを挿した竹筒を軒より高く上げていたのを記憶しています。いまもってその名前も意味もわからないままですが、その日は、いろいろな、たぶん宗教的な行事があったりして、幼心にも華やいだ季節でした。
そのツツジの花を勲章のように服につけてよく遊んだものですが、モチツツジという名であると知ったのはずいぶん後でした。
そのモチツツジ(ツツジ科ツツジ属)がいま、山道のあちこちで咲いて、甘い香りを流しています。
本州静岡・山梨以西・四国の低山帯から丘陵帯に生える常緑低木で、高さ1~3m、小枝や葉には長毛が多く、葉はうすく互生し長さ3~6cm、夏出葉は春より小さく冬を越します。
4~5月、直径5~7cmの漏斗状鐘形の淡紫紅色の花をつけ、上弁に色の濃い斑点があるのが特徴です。そのままでも観賞に耐える花ですが、多くの園芸品種の元にもなっています。
若枝、若葉、萼片、子房に腺毛が多く触るとべたべた粘ります。このことから餅または鳥もちにかけて和名の由来となっています。
このモチツツジできれいな蝶が蜜を吸っていました。図鑑で調べるとミヤマカラスアゲハという蝶に見えますが自信はありません。
そのツツジの花を勲章のように服につけてよく遊んだものですが、モチツツジという名であると知ったのはずいぶん後でした。
そのモチツツジ(ツツジ科ツツジ属)がいま、山道のあちこちで咲いて、甘い香りを流しています。
本州静岡・山梨以西・四国の低山帯から丘陵帯に生える常緑低木で、高さ1~3m、小枝や葉には長毛が多く、葉はうすく互生し長さ3~6cm、夏出葉は春より小さく冬を越します。
4~5月、直径5~7cmの漏斗状鐘形の淡紫紅色の花をつけ、上弁に色の濃い斑点があるのが特徴です。そのままでも観賞に耐える花ですが、多くの園芸品種の元にもなっています。
若枝、若葉、萼片、子房に腺毛が多く触るとべたべた粘ります。このことから餅または鳥もちにかけて和名の由来となっています。
このモチツツジできれいな蝶が蜜を吸っていました。図鑑で調べるとミヤマカラスアゲハという蝶に見えますが自信はありません。