昨日の記事のように、普通アケビといえばアケビとミツバアケビを総称しますが、一般にはあまり呼ばれないミツバアケビのほうが、アケビに比べて、実も大きく、果皮が厚く色も美しい鮮紫色で、味も勝り、アケビ細工の蔓はアケビではなくミツバアケビの株元から長く伸びる蔓が使われるなどいろいろな点でアケビより優れています。ということは普通アケビというときはアケビではなくミツバアケビを指していることが多いということになります。
ミツバアケビ:三葉木通・三葉通草(アケビ科アケビ属)は、アケビと同様な分布をし、よく似た生態ですが、小葉が3枚で浅い波状の歯があります。アケビと同時期に咲く花はアケビより濃い黒紫色で容易に区別できます。
実を食べるだけではなく、果皮を油で炒めてもよく、若芽の先端も東北地方などではキノメと称して代表的な山菜になっているそうです。
アケビの仲間の花には蜜がなく、雄蕊に花粉があるだけだといいます。何もお土産のない雌蕊は、雄蕊に似せたより大きい花で虫を呼んでいるのではないかといわれています。偽看板にご注意というところでしょうか。
他にアケビとミツバアケビとの自然交雑種のゴヨウアケビがありますが、葉の数は5枚でアケビに、葉の形と花の色はミツバアケビに似ていて、見るからに両者の混血という感じです。
ミツバアケビ:三葉木通・三葉通草(アケビ科アケビ属)は、アケビと同様な分布をし、よく似た生態ですが、小葉が3枚で浅い波状の歯があります。アケビと同時期に咲く花はアケビより濃い黒紫色で容易に区別できます。
実を食べるだけではなく、果皮を油で炒めてもよく、若芽の先端も東北地方などではキノメと称して代表的な山菜になっているそうです。
アケビの仲間の花には蜜がなく、雄蕊に花粉があるだけだといいます。何もお土産のない雌蕊は、雄蕊に似せたより大きい花で虫を呼んでいるのではないかといわれています。偽看板にご注意というところでしょうか。
他にアケビとミツバアケビとの自然交雑種のゴヨウアケビがありますが、葉の数は5枚でアケビに、葉の形と花の色はミツバアケビに似ていて、見るからに両者の混血という感じです。