先日近所を散歩していて、高い木のうえに白い花がたくさん咲いているので何かと近づいてみるとムベの花でした。あまり山で自生を見る機会がないだけにこんな近くにと少し感激でした。
ムベ:郁子・野木瓜(アケビ科ムベ属)は、昔朝廷に献上した大贄が語源で、オオニエ→オオムベ→ウムベ→ウベ→ムベと転訛したといわれます。ことほど左様にこの実は貴重な山の幸であったことがうかがえます。事実、アケビの仲間では、美味しさの序列はムベ、ミツバアケビ、アケビだといわれています。
アケビに似て常緑なのでトキワアケビの別名もあります。葉は掌状複葉で5~7枚の小葉があり、アケビの2倍ほどの長さで、皮質、光沢があり、先が尖ります。
花は、雌雄異花で、4~5月総状花序につき、ともに花弁はなく、3個の萼が花弁のように見え淡黄緑色で内側に暗紅紫色の条があります。おなじアケビ科でも花の形はずいぶん違います。(写真は雌花)。
果実は長さ約6cmの楕円形でアケビと違いこちらは裂開しません。
幼苗の小葉は3~6個、成木では5~7個になり、七五三で目出度いと長命樹の名があり、庭木としてもよく植えられています。
ムベ:郁子・野木瓜(アケビ科ムベ属)は、昔朝廷に献上した大贄が語源で、オオニエ→オオムベ→ウムベ→ウベ→ムベと転訛したといわれます。ことほど左様にこの実は貴重な山の幸であったことがうかがえます。事実、アケビの仲間では、美味しさの序列はムベ、ミツバアケビ、アケビだといわれています。
アケビに似て常緑なのでトキワアケビの別名もあります。葉は掌状複葉で5~7枚の小葉があり、アケビの2倍ほどの長さで、皮質、光沢があり、先が尖ります。
花は、雌雄異花で、4~5月総状花序につき、ともに花弁はなく、3個の萼が花弁のように見え淡黄緑色で内側に暗紅紫色の条があります。おなじアケビ科でも花の形はずいぶん違います。(写真は雌花)。
果実は長さ約6cmの楕円形でアケビと違いこちらは裂開しません。
幼苗の小葉は3~6個、成木では5~7個になり、七五三で目出度いと長命樹の名があり、庭木としてもよく植えられています。