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京阪樟葉駅近くの淀川左岸一面に生えていたのが、ニガカシュウ:苦何首烏(ヤマノイモ科ヤマノイモ属)です。
温帯から亜熱帯に分布し、山すそや川岸に生える蔓性の多年草で、地上部は冬には枯れます。
何首烏(かしゅう)は、タデ科のツルドクダミの塊根の漢方名で、本種の塊根がこれに似ているということからきているそうです。
ハート形の葉は大きいもので幅9㎝位で互生します。葉脇に大きいむかご(肉芽)ができますが、ヤマノイモのむかごとは違って、名前の通り苦くて食べられません。
うっかり食べて失敗しないためには、ヤマノイモと違いニガカシュウの葉は互生で、大きい心形であること、むかごの表面にでこぼこがあることになどで判別します。
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