共食いと笑われながら毎年秋になると必ずむかご飯を食べることにしています。
幸いに今年は山で採ったヤマノイモにできる本当の?むかごで炊きましたが、八百屋や農家の無人販売などでむかごとして売っているのは、たいていは畑で栽培されているナガイモ:長芋(ヤマノイモ科ヤマノイモ属)のむかごだといいます。
ナガイモは中国原産で、雌雄異株、葉は厚くて紫色を帯び、基部の両側が丸く大きく張り出します。食用にする肥厚した根は、円柱形、扁平、不規則形などがあり、ツクネイモ、イチョウイモなどと呼ばれることがあります。
販売店では粘りも風味も違うナガイモをヤマノイモとして売ることがままありますが、ナガイモとヤマノイモ(自然薯)は見た目にも違いは歴然としています。むかごも自然薯と長芋では味が違うはずですから、“むかご”のむかご飯としては自分で山で採るヤマノイモのむかごにこだわってゆくつもりです。
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