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暖地の山地に生える常緑高木のタラヨウ:多羅葉(モチノキ科モチノキ属)が赤い実をつけています。
葉の裏面に傷をつけると直ぐに黒く変色するので、インドで葉にお経を書いたといわれる貝多羅樹(ヤシ科)になぞらえて多羅葉(タラヨウ)の名がついていますが、今ではもっぱら「葉書の木」という別名で樹木観察などでは人気の木のひとつになっています。
雌雄異株で、鋸歯のある分厚く大きい葉を持ち、4~5月葉の付け根に直径約8mmの淡黄緑色の花をつけます。(05年5月4日記事)秋に赤く熟す果実は直径6~8mmの球形でびっしりと集まってつきます。あまり美味しくないのか果実は1月も終わりというのにほとんどそのまま枝に残っています。
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