新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
目標は毎日1記事です。

シリブカガシ:尻深樫(実と花が同時)

2008-10-23 07:07:29 | 植物観察1日1題

堅果の底が凹んでいるので尻深の名がついたといわれるシリブカガシ:尻深樫(ブナ科マテバシイ属)は、9月ごろ開花することと、花と成長した果実を同時に見ることが出来ることで、ドングリの仲間でもちょっと変わった存在です。
山地に生える常緑高木で、高さは15mくらいになります。
雌雄同株で、花は本年枝の先端または葉脇から花序がのび、雄花序は長さ6~9cm、雄花は苞の脇に3個ずつ、花被は直径2mmほどの皿型で、雄蕊は10個、雌花序は長さ5~9cm、上部に雄花がつくこともあります。
写真は9月末ころ撮ったもので、雄花、雌花、果実がそろって見えます。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿