ヒメジソ:姫紫蘇(小さな花にも見られる特徴) 2008-09-21 08:29:51 | 植物観察1日1題 山道にヒメジソ:姫紫蘇(シソ科イヌコウジュ属)が小さい花をつけています。 シソを小形にしたような姿なのでこの名があり、山野の道端や林の縁などに生える1年草です。 枝先に長さ3~7cmの花穂を出し、淡紅紫色または白色の小さな唇形花をややまばらにつけます。 写真ではよくわかりませんが、雄蕊4個のうち、上唇側の2個が完全で、下唇側の2個は葯のない仮雄蕊になっています。 このようにシソ科で仮雄蕊があるのは珍しく、イヌコウジュ属に見られる特徴です。