祝 恵子/花冠同人

祝 恵子の俳句ブログ

蝋梅

2015-01-17 22:42:31 | Weblog




止むを待ちどんどへ急ぐ飾り持ち
一時は撫で牛に風どんどの火

炎へと注連縄飛ばす自らに
小豆粥鍋よりよそう小皿へと

蝋梅の水滴こぼす程の膨らみ
数か所の蝋梅探しに雨あがる









冠雪

2015-01-17 18:38:06 | Weblog




冠雪の山並み見えて祇園橋
正月のお飾り多し古都の街

下車すれば京の歩きの寒の路
朱の塗りの柱に破魔矢藁の亀

石塀小路抜ければ晴れ着冬の京
蕗の薹ガラスに納まり苔にあり



   

1月13日の歩き会は八坂神社の初詣へ。八坂神社の朱塗りの柱には、破魔矢の先に藁の亀がいました。
お参りした後、ねね通りを歩き、お昼。解散後は一人別れて近くにある、ねねの高台寺へと石段を登る。
下の写真4,5、6は高台寺です。冠雪の山は四条大橋(またの名を祇園橋というそうです、)から眺めました。