祝 恵子/花冠同人

祝 恵子の俳句ブログ

チューリップ

2006-04-08 11:02:59 | Weblog
腰低く撮れば背は伸びチューリップ
糸柳透かして見える塔の背な
きぶし咲く連なる粒のさみどりに

陶器市テントを抜けて花広場
陶器市に故郷の菓子さくら祭
春の旅大きな荷物空港線

万博公園へ行く、二人で行くのは久しぶり。お天気も良く、桜はみごとです。先回にテープ張りしていた場所はチューリップの赤と黄色が彩りよく輝いていた。別々に回る。待ち合わせ時間になかなか来ない、退職記念と再職記念に自分用にと有田焼の2品を選ぶのに手間取ったみたいでした。

花菜

2006-04-05 21:06:41 | Weblog
マシン油のもれくる工場さくら道
遠目にも畑の花菜の雨あかり
又一つ上に藁吊りえんどう伸ぶ

先生に抱かれさくらに触れる子よ
花開く植えしばかりの幼木に
雑草なき空豆のはな一列に

校庭のフェンスを越えて咲く桜。先生と子供達がいた。春休みなので、学童の先生と子供達だろう。花に届かない子どもを抱っこして花に触らせていた若い先生。さくらを撮っていたら「何してんの~」と可愛い声がかかった。

春雷

2006-04-03 17:15:37 | Weblog
雨のやみ花は開きて鳥招く
春雷の遠くに音す池の傍
春苗の支えの用意竹置かる

花揺らし鳥は雨粒落としゆく
子は土筆こわごわ口に運びおり

時折雷雨、荒れ模様、長男の家へ行く。土筆を煮たの持って行く、小さい子は初めての食感を味あう。嫌いな味ではないみたい。4時頃小降りになる、自転車を借り、昆陽池を回る。桜は三分位かな、連翹など、白鳥など鳥は多い。初めて一周する。

いかなご

2006-04-01 21:17:28 | Weblog
書道展帰りは桜の土手をゆく
硝子器に花溢れさせ地下食堂
いかなご煮海を渡りて届きくる

お友達の書道展に行く。(天満橋の労働センター)駅より出れば川の両岸は桜並木、まだちらほら咲き、すでに屋台も出ていた。時間がなかったので20分ぐらい歩く。