祝 恵子/花冠同人

祝 恵子の俳句ブログ

十月

2007-10-11 20:53:52 | Weblog
十月に香り散らして月下美人
秋灯を消して花の香楽しめり
延ばしたる蔓先に揺れふうせんかずら

ふくろ幅一杯の冬瓜早朝に
冬瓜の朝刊覗けば置かれたる
三人の野点の席は秋野原

10月6日に2花、7日に1花と月下美人が咲きました。6月に咲いた鉢です。この時だけは部屋に入れて楽しみます。年々背が高くなりました。
一度に咲かないのは管理が悪いからでしょうね、きっと。いつもはベランダに置いてます。冬は部屋にとりこみますが


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3 コメント

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好きな句 (おおにし ひろし)
2007-10-14 22:08:47
秋灯を消して花の香楽しめり

勿論、月下美人の香だと思います。御写真、綺麗ですね。私のところも、立秋後、幾日かたって一花、そして又一週間あとに一花、そして今親指の爪ほどのそれは小さい蕾が又一つ、今ついています。三年前は一度に十数個も咲きましたが要は肥料や土替えが出来ていないからだと言われました。
 私は咲くと,撮影のランプを引っぱり照明します。とても暗いところに咲かせているものですから。
 御句のように、闇の中で香りを楽しむのも乙ですね。句から、あの少し派手なほどのいい香りが香ってきます。夜の貴婦人でしょうか?
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好きな句 (大給圭泉)
2007-10-15 08:31:16
秋灯を消して花の香楽しめり
月下美人の香りがしてきそうです、灯を消してぞんぶんに楽しまれましたのね。まさに夜の貴婦人ですね。
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おおにし ひろしさま、大給圭泉さまへお礼 (祝恵子)
2007-10-15 17:04:44
おおにし ひろしさま、「月下美人」の句へ嬉しいコメントをありがとうございます。蕾が付いて開ききるまでの時間が、待ち遠しいですよね。やはり肥料と植え替えなんですね。いつもお写真見せて頂いております。

大給圭泉さま、「月下美人」の句への嬉しいコメントありがとうございます。残り香が明くる朝までありますので、十分にたのしみました。
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