祝 恵子/花冠同人

祝 恵子の俳句ブログ

梅雨まじか

2007-05-27 10:22:09 | Weblog
田水張るまずは塗られて光る畦
梯子延ばし樋の掃除よ梅雨まじか
じんわりと堆肥効きおり夏の雨

雨蛙鳴くようれしき雨となり
くず餅とミッキー人形届く朝
風を入れ二人で分け合うくず餅を

姪から東京一おいしい、くず餅とその他沢山の贈り物の内、ミッキー・ミニーのぬいぐるみがでてきた。二人とも30センチはある。この年で、私用にプレゼントをいただくなんて妙に気恥ずかしいような嬉しさです。

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5 コメント

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好きな句 (かつらたろう)
2007-05-27 11:50:32
☆田水張るまずは塗られて光る畦
田植え前には田に張った水が畦の隙間、もぐら穴などからこぼれない様に、もう一度田の土をほり起こして乗せ、鍬でなで付け平らにします。田舎で子供の時、遊びがてらに手伝った事はありますが、かなり重労働ですね。そして田植えの後その畦に大豆や小豆を棒で穴を突きながら植えたものです。色々な、懐かしい光景を連想させくれる好きな句です。
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好きな句 (井上治代)
2007-05-27 22:59:07
「風を入れ二人で分け合うくず餅を」
涼しげなくず餅を二人で分け合って食べる。幸福そのものですね。上五の「風を入れ」がくず餅によく合っていると思いました。
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かつらたろうさま、井上治代さまへお礼 (祝恵子)
2007-05-28 08:55:48
かつらたろうさま、「田水張る」の句への楽しいコメントをありがとうございます。子供の頃にお手伝いをされたとか、住んでる近くも田圃が少なくなり、こういう光景に行き当たると嬉しくなります。

井上治代さま、「くず餅」の句に嬉しいコメントをありがとうございます。東京一美味しいという姪から送ってくれたものです。黒蜜だけでも美味しいのに、きな粉までついていました。
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好きな句 (大給圭泉)
2007-05-29 06:50:19
梯子延ばし樋の掃除よ梅雨まじか
梅雨に入ってもよいように出来ましたね、中々其の時がこないと出来ません、枯葉が積もっていたりして困ることがありますもの。
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大給圭泉さまへお礼 (祝恵子)
2007-05-29 22:45:53
大給圭泉さま、「梅雨まじか」に嬉しいコメントをありがとうございます。よそさまのことです、でも必要なことですよね。
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