祝 恵子/花冠同人

祝 恵子の俳句ブログ

雪柳

2007-03-11 23:14:54 | Weblog
乗り継いで百カ日参り春快晴
行商の篭らし車中の春の荷は
雪柳川辺でギターの弾き語り

途中下車城の桃園花盛り
春寒しなにわの川の水上バス
対岸のビルは水色城桃花

義姉の百カ日のお参りを終えて、大阪城公園駅で見た、桜らしき花を確かめに環状線で下車、正体は白木蓮でした、何本も咲いていました。さくらはまだまだです。
お城の方へ歩くと、桃の花と矢印が出ていた。桃園があり、数種類の花が咲いています。そして大方が花弁が大きい。桃色や赤花の中に囲まれた数本の白花がとても素敵です。梅林にも寄ってみましたが、もう終わりです。咲き残っていた梅のなんと小さな花か、先に桃の大きい花を見たので。やはり梅の花は可憐な花です。
(帰って調べてみると桃の木は200本あるそうです、白い桃の花は、太閤さんにちなんで、関白となずけられています。)

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4 コメント

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雪柳 (大山 凉)
2007-03-12 20:33:02
雪柳川辺でギターの弾き語り
愛らしい小さな雪柳が揺れる川岸で、ギターの音が流れてくる。穏やかな春のひと時が嬉しいですね。
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お礼 (祝恵子)
2007-03-13 23:22:51
大山 凉さま、「雪柳」の句へ素敵なコメントを有難うございます。水上バスが橋をくぐる川、大阪城側より商都ビル群の方へ向かいギターを弾く女性でした。
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好きな句 (鈴木誠子)
2007-03-15 14:52:44
行商の篭らし車中の春の荷は
なつかしみのあるほのぼのとします。

由比の方からすでに80数歳のおばさんが籠の上にさらに風呂敷を重ね時期の品を運んでいます。車のない老齢のお宅にはなくたはならない存在です。この時期の春の荷物の中身?わかめが多いですね。暖かな目で見守る作者の目に私も癒されます。。おなじみに付き合いも多いのでしょうが今でも空いたじかんにおばさんを見かけます
暖かき句ありがとう御座います。なかなか目に留まりにくい景色をやさしく詠んでいる作者の心がうれしいですありがとう御座いました・
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お礼 (祝恵子)
2007-03-15 18:24:05
鈴木誠子さま、「春の荷」の句へうれしいコメントを有難うございます。小さいときにはお馴染みだった行商のおばさん、この頃は見られなくなりました。
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