祝 恵子/花冠同人

祝 恵子の俳句ブログ

白椿

2006-02-28 22:13:23 | Weblog
この道に幾つ寺ある春の京
立ち雛の飾ざらる部屋に通される
白椿朱の橋映つる池あざやか

恵方社に拝し春の香探しおり
早咲きの御幸桜はほつほつと
門入れば柳の枝垂れ芽を吹いて

歩き会で京都の神泉苑や頂法寺(六角堂)を歩く。



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3 コメント

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春の京 (志賀たいじ)
2006-03-01 11:06:49
この道に幾つ寺ある春の京



京の寺町の散策したのを思い出して読まさせて頂いています。観光地図にもない小さいお寺や庵の前を通りすぎて、はて幾つお寺があったろうか自問する事がありました。共感します。
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立ち雛 (おおにし ひろし)
2006-03-01 21:55:25
立ち雛の飾ざらる部屋に通される



京での句と解釈しました。古式ゆかしい土地柄ですから、雛祭りも伝統にのっとった珍しいもの、古い時代のもの等沢山あるんでしょうね。立ち雛はいちど拝見しました。珍しいですよね。そんな匂いのする地方色豊かな句だと思いました。
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お礼 (祝恵子)
2006-03-01 23:08:26
志賀たいじさま、「春の京」に、おおにしひろしさま、「立ち雛」にそれぞれ嬉しいコメントを読ませて頂きました。有難うございました。
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