小ぶりなる秋に咲かせて白木蓮
秋蝶の待合室の天井へ
地蔵盆知らせは壁へ交番前
稲の花おかえりなさいと幼声
一晩を鳴り響かせて秋の雷
ベランダの鉢植えの白木蓮の葉が散りだして枯らしたかなと思ってら、蕾が付き花が咲きました。少し小さいですが、、、4こ咲いてます。
秋蝶の待合室の天井へ
地蔵盆知らせは壁へ交番前
稲の花おかえりなさいと幼声
一晩を鳴り響かせて秋の雷
ベランダの鉢植えの白木蓮の葉が散りだして枯らしたかなと思ってら、蕾が付き花が咲きました。少し小さいですが、、、4こ咲いてます。
今年は春先の白木蓮に始まり、雪柳ほかずっと白い花に魅せられてきましたが、秋に咲く白木蓮というのは、初めての事で、驚くばかりです。「秋に咲かせて」の語句から、人為的操作によるものと思いますが
その白い花は、どんな季節にでも合うようですね。
優しい風にすら驚く秋の蝶の可憐さ、弱弱しさを充分に表現し切った句で、待合室の状況まで伝わってきます。
そのままの句です。それが、初秋を的確に表現しており、読みながら情景と秋の気配がどんどんイメージされます。全く無駄が省かれていていい句ですね。