祝 恵子/花冠同人

祝 恵子の俳句ブログ

鬼灯

2007-10-04 23:26:09 | Weblog
蕎麦の花黄金の色に囲まれて
父の忌はこの月なのよと曼珠沙華
萩揺れる友は抹茶の道具出し

鬼灯の朱色のままに篭にあり
あちこちより煙の立ちて苅田あと
温泉の玄関に展示大南瓜

芙蓉咲くオカリナ数個を鳴らしみる
山椒の実漬けしビンをお土産に
秋の暮れ帰りも大和路快速に

中学の同窓生の兵庫県三田市のお宅へ友と2人寄せて頂く。車窓より、黄金の稲、彼岸花、刈り終えた田にたなびく煙、黄金色に囲まれた、蕎麦の花、など秋を満喫。散歩に山手の公園へ、お茶しましょうとお抹茶セットを並べ出す彼女。感激でした。ご主人様は、陶芸のお世話もしておられ、ご自分で焼かれたオカリナを勉強する名目でいただいてくる。飾りだけになるかも。お世話になりました。

写真はいただきましたオカリナ。素焼きの方は好きな色に塗ってくださいとのことでした。



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4 コメント

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好きな句  (大給圭泉)
2007-10-05 14:23:36
鬼灯の朱色のままに篭にあり
篭に鬼灯の綺麗な朱色が入ってる秋らしい飾りで回りを華やかにしますね。
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大給圭泉さまへお礼 (祝恵子)
2007-10-07 18:48:06
大給圭泉さま、「鬼灯」の句へ嬉しいコメントをありがとうございます。お盆に仏様にかざったあと、一つづつ鬼灯をとり、篭に入れてるだけとのことでしたが、しっかり朱色のままに残っておりました。
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好きな句 (かつらたろう)
2007-10-07 21:41:01
☆鬼灯の朱色のままに篭にあり
ここ近年、ドライフラワーをインテリアとして部屋に飾ることが流行っているようですが、鬼灯もあの意外にしっかりした袋に守られているせいかかなり長持ちするようですね。鬼灯の朱色は何時見ても、どこか懐かしく、そしてもの侘しい風情があって好きですが、御句に篭にいれられている鬼灯の朱色が目に浮かぶようで素敵です。
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かつらたろうさまへお礼 (祝恵子)
2007-10-08 15:06:13
かつらたろうさま、嬉しいコメントをありがとうございます。懐かしいと言われればそうですね。揉んで、割れないように中の種を出して、膨らませて鳴らしたものです。
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