祝 恵子/花冠同人

祝 恵子の俳句ブログ

のしもち

2006-12-31 10:59:37 | Weblog
温かきえびのしもちを戴きぬ
のしもちを切る濡れ布巾おきながら
初雪や境界線の橋真中

初雪のふうわり降れば溶け早し
万両の赤を照らして樹の下に
生花買う迎春用の束の中

餅つきの用意湯気して食事処
杵臼の用意服着る犬も待つ

お隣よりつきたてのえびのしもちをいただく。いつも有りがたいです。
買い物の帰りに、湯気を上げた杵臼を用意してる食堂があった。一回目は搗き終わり臼はお湯で満たしてある。その傍には大型犬が服を着ておとなしくつながれていた。臼は石臼で、新しいようです。餅搗く姿もみたいな~と思いながら家路へ。
信之先生、正子先生、皆様、本年もいろいろとご指導を有難うございました。来年もよろしくお願い致します。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
好きな句 (阿部  昭)
2006-12-31 12:29:27
初雪や境界線の橋真中

景が鮮やかで、季語が素敵ですね。

では 良いお正月を
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初雪 (臼井虹玉)
2006-12-31 15:38:39
初雪のふうわり降れば溶け早し/祝 恵子
ふうわり降って、すぐに溶けてしまった、まぼろしのような初雪の淡さが印象的です。
よいお年をお迎えくださいませ。
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好きな句 (小河原 銑二)
2006-12-31 15:58:51
温かきえびのしもちを戴きぬ
 温かくそして匂いのよいのしもちを食べながら、今年のすべてをおいしく頂いたような句です。来年早々の神戸句会でお会いできる事を楽しみにしております。よい年をお迎え下さい。
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お礼 (祝恵子)
2006-12-31 20:34:51
阿部 昭さま、臼井虹玉さま、小河原 銑二さま、それそれの句にうれしいコメントを有難うございます。数時間で年が明けようとしております。皆様、よいお年をお迎えください。
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