端午ネット句会投句
2015-05-05 11:01:42
テント張り河原の朝よこどもの日
夏雲雀ここよここよと宙で鳴く
夏帽子飛ばし吾影に帽子無く
【銅賞3句】
★夏帽子飛ばし吾影に帽子無く
風に夏帽子を飛ばされてしまった。足元の濃く映った自分の影は、なるほど、帽子を冠っていない。ユニークで楽しい発想の句
に感服。(高橋正子先生)
【高橋信之先生特選/8句】
★夏帽子飛ばし吾影に帽子無く
夏帽子が風に攫われてしまった。ふと自分の影に気づくと帽子が映っていない。飛ばしたのだから影も無い筈だけれども、
当然のことを詠まれた所に俳句の魅力と面白さを感じさせて頂きました。(佃 康水様)
【高橋正子先生特選/8句】
★夏雲雀ここよここよと宙で鳴く
青々と広がる夏空に高くあがって鳴く雲雀。宙の真ん中で、「私は、ここよここよ」と自分の居所に気づいてくれと鳴いている。
「ここよここよ」と聞きなしたところが楽しく、夏空のすがすがしさが思われる。(高橋正子先生)
【入選/8句】
★テント張り河原の朝よこどもの日
今日のこどもの日は、我が家も三男を連れて朝から淀川の河川敷でバーベキューに行きましたが、正に朝からテントを張っている
家族連れの方がたくさんいらっしゃり、この句の光景そのまま楽しい光景でした。(高橋秀之様)
こどもの日、何かイベントをしていないかと淀川の河川敷に出かけた。催し物はなく、早くからテント張りをしている家族がみられた。
句会に3句取っていただいたのは初めてかもしれません、皆さま、ありがとうございました。、嬉しくて載せました。