祝 恵子/花冠同人

祝 恵子の俳句ブログ

氷張る

2011-01-11 13:50:42 | Weblog


朝日さす窓へ影飛ぶ寒すずめ
寒梅や振り返りもし戻りもし

氷張る浮かした花ももろともに
集まれば冬の提へといとこ達





昨日水に浮かべたパンジー、今朝は氷が張り花も一緒に氷付けになっていました。

★春鳥の飛び去り棒の揺れるのみ/祝恵子
たとえば、畑に突っ立っている棒に、鳥が飛んで来て止まり、辺りを見たり、鳴いたりして、飛び去る。飛び去るときのはずみで棒が揺れる。春になると特に小さな生き物がいきいきと動き始める。春らしい景色。

2010年の年間最優秀の三席に上の句が選ばれ、賞品を頂きました。正子先生の俳句入り色紙です。久し振りの賞、大変嬉しいです。



冬薔薇

2011-01-11 13:00:38 | Weblog



冬の梅ふふみてもう咲く勢い
この広場独り占めして枯葉踏む
草もなく球根眠る畝続く

冬薔薇チャールストンは風に触れ
絡み合う凧も揚がりて千里の風





    
万博にて2
寒さに縮んでいる薔薇たちの中にチャールストンというバラがありました。
梅園のまだ硬い蕾の中で、紅梅の一本はもうすぐ咲きそうです。
一番上の写真、チューリップの球根の埋まっている畝。きれいな列の花を見るのは3月になってからでしょうか。

どんど焚く

2011-01-11 08:38:57 | Weblog



どんど焚く真昼に炎杜広場
風の舞う煙もとびてどんど焚く
背番号つけて大会凧揚がる

数千の山茶花の咲く千里の丘
枯蓮や実の水面に裏表
ふかふかの落ち葉踏みしめ向かう滝





千里万博公園へ。どんど焚き、凧揚げ大会など見に行ってきました。どんどの中には焼き芋が出来るのか、整理券で貰えるそうです。写真の中には見えにくいですが、同じ広場に揚がっているのですよ、沢山の凧が。
日本庭園の池や滝にも歩いてきました。(12530歩)