祝 恵子/花冠同人

祝 恵子の俳句ブログ

冬木立

2010-01-08 18:49:01 | Weblog


冬の夕日橋の途中で引き返す
廃校の時計は刻を冬木立
冬の堤吾が影長く前をゆく

冬の夜に付箋のつきし本めくる
貯め水に木の葉の浮いて五六枚
自販機の並びに角刈り山茶花の垣



明るい内に堤防を歩いていたのですが、淀川の真上に立ちたくて、淀川新橋を渡り夕陽を見てきました。寒くって橋の途中で引き返してきましたが。
土手より近くの廃校になった高校の庭の時計が今も動いているのが見えました。