祝 恵子/花冠同人

祝 恵子の俳句ブログ

秋深し

2006-11-02 18:34:27 | Weblog
冬隣り獅子は見合いて庭に舞う
担がれて獅子は路地ゆく秋の朝
ショッピング最後に求む秋の苗

吊し柿洗濯物と軒下に
秋桜ライトに彩の浮き上がる
石畳濡らし秋雨ふりはじむ

声かけて菊鉢あずかる赤・黄・白
菊の鉢影も連れおり両の手に
両手に鉢抱いて菊香は顔の先

駅まで送り8時前に堤防へ、笛や太鼓が聞こえてくる。堤防から見ると獅子舞が太鼓、笛を連れて家の庭先で舞を披露している。正式にはこの方達をなんと呼ぶんだろうか。豊作の祝なのだろう。結構朝の早い時間に家々をまわっているものです。獅子舞は新年の季語。

淀川に行くが、先日見た安威川の鴨は多く来ていたが、こちらは数えるほど。もっと早い時間に来てみよう。

帰りに見事に菊を咲かせている方の家により、写真を撮らせて頂く。持って行きなさいと言われ、3鉢お借りしてくる。何軒もの寺や家庭に飾られているようです。以前は展示会にも出展されたと聞きます。咲き終わったらお返しにいく。

今日は朝から幸福なことばかり。