簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

芦ノ牧温泉

2017-10-18 | Weblog
 夜の営業に向け仕込み中との事で、それなら先に温泉に行くと言うと、『この時間
から旅館の立ち寄り湯は出来ないよ。ここに行ってきな、いい湯だよ』と別の場所を
教えてくれた。



 芦ノ牧温泉に行き、案内所でどこか立ち寄り出来るところを紹介してもらう腹積も
りでいたが、牛乳屋売店の大将に『どこの旅館ホテルも日帰り湯の受け付けは、三
時頃で終わる』と言われ、代わりにと教えられた温泉に向かう。
丁度良い具合に、すこし待てば温泉行のバスが来る。





 芦ノ牧温泉は会津若松市の南部に位置する温泉で、渓谷美と昔から豊富な湯量
を誇る天然温泉が自慢のところで、その最寄り駅が芦ノ牧温泉駅である。
阿賀野川を見下ろす高台に十数軒の旅館やホテルが営業をしていて、殆どのところ
で立ち寄り湯が楽しめるらしい。

 『コンビニの前で降りると、その向かい側が温泉だ』と教えられたものの、まさか
バス停がコンビニ前と言うわけでもなさそうで、不安も有って乗ると早々運転手にコ
ンビニ前のバス停で降りたいからと伝えておいた。





 バスは10分ほどで「芦ノ牧橋」と言う停留所に停車した。
「ここですよ」と運転手に教えられ、促されて降りると、なるほど目の前にコンビニが
ある。丁度このあたりが温泉の入り口で、目の前の芦ノ牧橋を越えた対岸には、大
型のホテルや旅館が建ち並んでいるのが見える。



 温泉は・・・と車の行きかう道路の向こう側を眺めてみる。
そこには広い駐車場を構えたドライインが二三軒軒を並べているが、お世辞にも流
行っているとは思えない寂寥感が漂っている。(続)

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