簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

マリンパル女川

2011-02-09 | Weblog
 駅の隣に「女川温泉 ゆぽっぽ」があり、その玄関前に足湯がある。
土地のお年寄りが何人か四方山話をしていたので中を覗くと、「浸かって行け」と席を空け、すすめてくれた。
ユックリも出来ないので「時間が無いから・・・」とお断りし、そこを後にする。



 駅からは、5分も歩かないうちに港に行き当たる。
冷たい風が少しばかり強く吹いてはいるが、海は穏やかで、遥か沖の小さな島まで見通す事が出来る。



 そんな海に沿ってさらに5分程歩くと、半円を中央の道路で割ったような建物の「マリンパル女川」がある。
 向かって右側の建物が、海と海洋をテーマにした「知の遊園地」、海と関わってきた女川の今昔を
パネルや展示物で紹介している。
一方反対側の建物が、新鮮な魚と味覚をテーマにした「食の遊園地」で、豊かなリアス式海岸沖で
採れた魚介類が並び、港町女川ならではの味が楽しめるレストランが併設されている。





 1時間程館内を見学して、再び港を散策していると、いきなり吹雪いて来た。
堪らず観光桟橋の乗船所に駆け込んだ。
中で休んでいたお年寄りが、「船は、たった今出たところだ」と、金華山行きの船にでも乗ると思ったのか、
心配して声をかけて来た。
「いや、そうじゃない。急に雪が・・」と窓の外を指さすと、初めて気がついたのか、立ちあがり、窓から
海をながめながら「何時の間に・・」と言った。
「金華山は、少し前まで紅葉が良かった。行った事は有るか」と聞いて来たので、「女川は初めてだ」と返す。
暫く話し込んでいると雪も止んだので駅に向かう。(続)





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