簾 満月「バスの助手席」

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雑煮とおもち

2024-01-03 | Weblog
 「三日喰う 雑煮で知れる 飯の恩」



 朝の遅い正月三が日は、どの家庭もおせち料理と雑煮が続く。
一般的に餅の入った汁物が雑煮と呼ばれ、主に正月などハレの日に食べ
られる。

 雑煮の餅は代表的なのは四角い切り餅や丸い餅、中には餡入りの餅も
あり、汁に入れる前に焼くか焼かないのかの別もあるが、そもそも餅を
入れない雑煮もある。



 「雑煮は本名を烹雑(ほうぞう)というなり。五臓を保養するの意」と
言われ、中に入れる具材も鶏肉や鴨肉、魚介・野菜類など地域毎に特徴が
有り様々だ。
 昆布や鰹節、煮干しやスルメなどで出汁を取り、これらの具材を入れ、
つゆに仕立てて、あつものとして頂く事になる。



 澄ましなら塩味や白醤油、濃口や薄口の醤油等が使われる。
また味噌仕立ても、米味噌や麦味噌、赤味噌や白味噌、それらの合わせ
味噌等実に様々なバリエーションがある。

 しかしどんな雑煮でも、江戸の川柳にあるように、三日も続くと飽い
てきて、そろそろ何時もの食事、白米が恋しくなるものらしい。



 ところで、総務省の家計調査(二人以上の世帯)に於ける、品目別、
都道府県庁所在市及び政令指定都市のランキング(2020年(令和2年)
~2022年(令和4年)平均)によると「餅」の年間支出額は、

 1位が金沢市(2,960円)、
 2位が富山市(2,835円)、
 3位が福井市(2,720円)、
 4位が岐阜市(2,425円)、
 5位が相模原市(2,292円)である。



 因みに数量ベースで見ると、相模原市が1位で、以下岐阜市、富山市、
金沢市と続き、5位には横浜市が入り、福井市は6位に後退している。
横浜市は金額では1,880円で、13位である。

 興味深い事に、北陸三県の主要都市が軒並み、金額、数量供に上位に
入り込んでいる。(続)


(写真:金沢兼六園 本文とは無関係)




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