簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
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食べたまま、書いてます。

湖畔の湯(JR乗り潰しの旅)

2011-06-13 | Weblog
 滝見物の後、幟旗に引かれ、茶店を訪ねてみる。
“名物 けごんだんご””究極のカレーパン”など目移りしたが、お腹が空いていた事
もあり、見た目の大きいカレーパンで腹ごしらえ。
腹が落ち着いたところで、湖畔にある立ち寄り湯に向かう。



 滝から、湖畔に向かって5分ほど歩くと日光レークサイドホテルが有る。
明治23年創業の老舗ホテルが新たに整備した、天然温泉「湖畔の湯」は気軽に日帰りで
立ち寄る事が出来る。
この湯の源泉は12キロ先の「日光湯元温泉」、そこからパイプで引湯していると言う。



 天然の硫黄泉は、空気に触れ、浴槽に溜まると色が変わる。
エメラルドグリーンの温泉はかけ流し。
山小屋・ログハウス風に造られた浴室の大きな窓からは、中禅寺湖が見通せるから解放
感もあり、心身の疲れを癒すには何よりも御馳走だ。



 火照った身体を冷ますべく、暫く町を散策する。
さすがに有名観光地だけあって、日光名物・ゆば料理の店や、土産店が何軒も軒を連ね
ている。
そんな土産店先を良く見ると、不思議な光景に気付く。
どこの店先にも必ずと言って良いほど、犬が繋がれている。
「看板犬?」店主に聞くと、「いや」と言って、目の前の駐車場の先を指さした。



 駐車場と山裾の境辺りには、高さ2メートル程のフェンスがぐるりと廻らされている。
そのフェンスに沢山の野猿が群がっていた。
「やつらが、店先の土産品を狙っているので、それの見張り」だと言う。
この野猿、時には窓の空いているマイカーの中まで襲うらしい。(続)


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