簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
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食べたまま、書いてます。

石鎚山の中腹へ(四国遍路)

2012-12-03 | Weblog
 西日本の最高峰、1982m石鎚山の中腹にある60番・横峰寺に至るルートは幾つもある。
59番から道なりに進み、麓の妙雲寺から県道147号を登るルートが一つ。
二つ目は、61番を先に打って、その奥の院を経て山道を上るルート。
普通はこの二つのルートを上り下りとするのが一般的な道として知られている。



 この他にも61~63を先に打ち、黒瀬湖を見ながら有料林道を利用するルート。
更には64番まで打ち、石鎚登山口から星森峠を経るルートなど、その選択肢は多い。

 四日目の宿を予約する折、そこの女将は、「61、62を打って、荷物を置いて空身で上る
と良い。近道の地図も用意しているから・・」とも勧めてくれていた。



 「湯の里小町温泉・しこくや」に泊まった翌日、少し遅めに宿を発ち、1キロほど戻り、
コンビニに昼食を購入すべく立ち寄ってみる。
 仙遊寺以降、時々顔を合わす青年が、「昨夜は小町温泉に浸かり、近くの野球場で
少年野球のナイターを見ながら寝た」と言いながら、美味しそうに朝食のお握りを頬張
っている。



 結局一般的なルートを選択した。
大頭の交差点から遍路道に戻るとお寺までは9.5キロ、「大部分が舗装された県道で、
この方が絶対楽だ・・」と強くこのルートを進める温泉宿のフロントの言に従ったのだ。



 妙之谷川に沿って、大郷、湯浪などの集落を超える。
道は僅かな上り坂だが、きつくはなく、緑濃い山並みの中、柿の木畑を見ながらの歩き
は快適である。
 コンビニから1時間半、小さな滝の先に駐車場と休憩所の東屋が見えてきた。(続)





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