簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

隼人の町(JR乗り潰しの旅)

2012-05-09 | Weblog


 隼人で1時間半程の列車待ち時間が出来たので、駅舎に掛る黒い暖簾を潜り、
駅前にある観光案内所に飛び込んだ。



 地元の観光協会と商工会よって運営されている地元の物産販売所を併設した施設で、
女性が一人詰めている。
 「歩いて20分ほどかかりますが・・」と教えられた鹿児島神宮に向かってみる。



 駅前の広い通りを北に向かって歩く事15分、ようやく目印の赤い大鳥居の有る角に
着いた。そこから真っ直ぐに、住宅地を貫くように参道が長く伸びている。
 二の鳥居を潜り、石段を登る辺りは巨木が並び、その中でも一際目を引くのが
樹齢約800年と言われるご神木である。



 石畳の先に建つ朱塗りの柱が印象的な勅使殿に続く拝殿、ご本殿は入母屋造りで、
鹿児島県内では最大級の木造建築だそうだ。さすが“大隅一之宮”の風格である。



 ユックリする時間も無いので、慌ただしく今来た道を引き返す。
駅に戻る道すがら、観光案内所に立ち寄ってみると、「少し遠かったかな・・と、心配し
ました」と気遣いながら迎え入れてくれた。確かに遠く、しっかりと汗をかいてしまったが、
歩いて歩けない距離でも無いのでこの時間なら良い街歩きになった。

 隼人の駅舎は、全体が千六百本余りの竹で覆われている珍しい造りである。
竹を扱う技術に優れた古代・隼人族に因んでいるそうだ。
 その隼人族の霊魂を供養する隼人塚は、駅から歩いて10分程の所に有るらしい。



 冷たい飲み物を買って駅に戻り、ここでやっと人吉で買った駅弁で遅い昼食を摂る。(続)



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