昨夜、沼津の駅前に宿をとった。
今朝から、御殿場線に乗るためだ。
この路線は、かつては東京と京阪神を結ぶ日本の大動脈、東海道本線の一部だった。
それが熱海・函南間に丹那トンネルが開通すると、これが本線となったことで、御殿場線として再スタートする事に成ってしまう。
今では、沼津から箱根の山を一回りする、国府津までの60Km余りのローカル線だ。
今日は、ここから国府津に向かい、そこから東海道線で茅ヶ崎へ、そこから相模線、八高線を経て高崎へ、更に両毛線、
水戸線を乗り継ぎ水戸を目指す。
この間、400Km近い長丁場、ただひたすら電車を乗り継ぐだけの旅である。
沼津からは、暫く雄大な富士山を見ながら、御殿場目指してひたすら急坂を上り続ける。
御殿場には30分ほどで到着する。
次の国府津行きまでは、40分余り有るので、少し町中を歩くことにする。
駅舎を出ると、正面により一層大きくなった富士山が居座っている。
緩やかな上りこう配の道路が、それに向かって延びているので、暫く富士山に向かって歩いてみる。
この路線、ローカル線とは言え、意外と乗客が多い。
中学・高校生位の女の子が、何人かの友を連れだっているので車内がかしましい。
また、家族連れも多そうだ。
さながら、チョッとした通勤時間帯程の混みようである。
そんな乗客の多くが、松田に到着すると、殆ど降りてしまった。
この町で何か、イベントでもあるのか。
それともここから、小田急に乗り換えて、新宿など都心に遊びに行くのであろうか。(続)
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