簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

中央通り(東海道歩き旅・武蔵の国)

2017-05-24 | Weblog
 橋の袂の交番前で、国道1号線の道路標識を確認し、中央通りを歩き始める。
とは言え1号線はその先の交差点で右に逸れてしまうので、そこからは国道15号
線と呼ばれる幹線道を行くことになる。



 日本を代表する通りである。テレビや新聞・雑誌などでお目にかかる企業や銀行、
商店、飲食店、老舗のデパートなどが軒ならぬ巨大なビルを並べていて、さしずめ
そのビルの谷間を歩くイメージだ。


 
 そんな中京橋に差し掛かると「警察博物館」と書かれた5階建てのビルが有った。
警視庁の広報施設らしい。
その先で高速道路を潜ると、そこはもう日本一の繁華街・銀座の入口である。
ここにはかつて京橋で使われていた親柱が残されている。



 銀座は江戸時代徳川幕府を支えた銀貨幣が鋳造された役所が置かれた場所で、
その町名発祥の碑が2丁目の路上に立っている。



 とにかく人が多い。横切る道路が多い。信号が多い。気になる店も多い。
ついついショーウインドウや、食べ物屋さんのメニューに見入ってしまうので、なか
なか前に進めない。買い物や食事をしょうともするわけではないのだが、何を見て
も珍しいお上りさんそのものである。



 通りはサラリーマンやOLに交じり、観光客らしき姿もあるが、大きな塊で行動す
る一団は爆買いでもするのか、外国人が圧倒的に多い。
しかし一方で、観光バスなどで乗り付ける客への対応であろう、店の前で「大型車
の駐停車はお断り」と書かれた紙を掲げる人が見受けられる。



 今日爆買いは多少収まったと言われているが、それでも悲喜交々・丁々発止の
やり取りが、店だけではなく路上でも繰り広げられているようだ。
銀座通りの外れ7丁目から8丁目あたりの路上には、客を待つ大型の観光バスが
何台も停まっていた。(続)

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