スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

岩ひば

2006-07-07 23:03:36 | 出来事
庭の一角に、「岩ひば」が生えている。

10年前に現在の場所に移植したが、いつ頃から庭の何処にあったのか知らないほどの存在であった。

あまりスクスクとは育たないため、他の植木や草花とは異なり、ひっそりと自分の居場所を頑なに守っている。

「岩ひば」は、わが国古代から自生しているもので、元禄時代から300年にわたり愛培家により、守られ育てられてきたという。
種類も160種以上があり、楊貴妃、玉麒麟、不動錦、紅玉錦、栄晃錦など立派な名前がついているらしい。

親戚の叔父が50年ほど前、奈良交通バスの運転をしていた頃、十津川村方面の山肌に自生しており、何度も持ち帰ったと聞いたことがある。
今も、庭に植えられ株が増えている。

いろいろな種類を三寸鉢などで、楽しみたい。
1芽からはなかなか大きくならないため、かなりの年数の付き合いが必要だ。
明日から、他の盆栽と一緒に置く棚作りを始めようと思っている。



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「金露梅」と「マユミ(檀)」

2006-07-07 10:07:40 | 出来事

やっぱり、買っちゃった!!



奈良市に行く用事があったので、かねがね訪ねてみたかった盆栽の「大西大華園」に立ち寄った。

盆栽の専門店らしく、庭には五葉松・黒松・さつき等、小品から大物まで立派なものばかり。これらは目の保養。

小遣いの範囲で、可憐な黄色い花が咲いている「金露梅」と、緑色の果実がかわいらしい「マユミ(檀)」の二鉢を買った。

小さいながらもそれなりに存在感がある。(と思っている?)

園芸の本によると、(マユミ)のマは「真」、ユミは「弓」。
弓を作るのに必要な木の意味とか。
秋にはこの緑色の果実が赤くなり、はじけた中にも赤い種が見えるとか。これからが楽しみである。

大西さんは、剪定の時期・仕方、肥料のタイミングなどについて親切に教えてくれた。また自宅の盆栽を持ち込めば実践で教えてくれるという。
大阪・三重の固定客も多いと言われていた。

どこまで育てられるか分からないが、枯らさないよう心を込めて育てたいと思っている。


可憐な黄色い花が咲いている「金露梅」。花の時期は過ぎたがまだいくらか蕾が・・・


緑色の果実がかわいらしい「マユミ(檀)」。秋になるのが楽しみだ。

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