goo blog サービス終了のお知らせ 

スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

夢・坐華酔月

2023-08-19 10:37:43 | 刻字(酷字)の真似事


▲中村梧竹「夢」の臨刻。明治の三筆の一人、中村梧竹の書の一コマ。
これが「夢」と読むとは・・・凄い!
石川九楊著「一日一書」二玄社 に掲載。


岩絵の具に金箔をのせてみた。楠の板 (14×10.5×1.5cm)





▲「坐華酔月」岩絵の具で彩色。
華に坐し、月に酔う 李白の「春夜宴桃李園序」の1節。
開瓊筵以坐華 飛羽觴而酔月 
(瓊筵を開きて以て華に坐し、羽觴を飛ばして月に酔う)
玉の簾を敷いて満開の樹下に座り、翼の飾りを付けた杯を交わして月に酔う。

銀杏の板(30×29.5×2.5cm)をネットで購入

上善若水

2023-08-12 21:52:45 | 刻字(酷字)の真似事

▲「上善若水」(じょうぜんじゃくすい){老子}。最上の善は水の如く自然で万物を益するものである。
36.5×31×5cm。製材所の桧の端材。


▲「賢孝之性」(曹全碑より)。賢孝の性質の根(生まれながらの)は、心から生じます。
曹全碑は185年に刻された石碑。「隷書」で書かれた石碑は、江戸後期から多くの書人に学ばれてきました。
32×36×5cm。これも製材所の桧の端材。


▲「人はみな大河の一滴」。大好きな五木寛之先生の作品タイトルより。
38×38×5cm。これも製材所の桧の端材。


▲「おおらかに おおらかに」。
32.5×21×4cm。ネットで購入した栴檀(せんだん)の板。