いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

にじいろのさかな

2012年11月03日 09時38分27秒 | 兎に角書きたいの!
 にじいろのさかなは、さいごはやさしくてきれいなさかなです。こんなきれいなさかながいればいいな。わたしもにじうおのうろこが1まいほしいです。ほかには1ぴきもいないとくべつなさかなです。
 にじうおは、すごくきれいだけど、ちょっといじわるなせいかくです。ほかのさかなのいっていることがわかるのに、しらんぷりしたり、ほかのさかながうろこをほしいといったのにあげないから、いじわるだとおもいました。ほかのさかなは、「いいな。あんなにきれいなうろこ。ぼくにもあんなうろこあったらな。いいな」と、にじうおをみておもったとおもいます。
 でも、にじうおは、「これは、ぼくしかないとくべつなうろこだからあげない」とおもったとおもいます。じぶんのうろこをほしいといわれたとき、あげたくなくて、にじうおはきれいなのにみんなにきらわれてしまいました。にじうおが、「もう、くるな」
といったから、ほかのさかなはがっかりしたきもちになったとおもいます。それで、にじうおにちかづかなくなったとおもいます。
 たこのおばあさんをさがしにどうくつにいったとき、にじうおはさみしかったとおもいます。たこのおばあさんに、
「みんなにきらきらのうろこをあげるといい。」
といわれたけど、「このうろこはすごくたいせつなうろこなのに。」といいたかったのかもしれません。
 にじうおは、あおいさかなにきらきらうろこを1まいあげました。うろこをあげたら「うれしいな。あげてよかったな。こんなきもちははじめてなったよ。」と、こころがぽかぽかにあったまったのかなとおもいました。
 にじうおくん、よくがんばったね。えらいよ。じぶんのたからをあげて、さいごはみんながよろこんでくれてよかったね。じぶんのたからをあげてよかったんだね。いいことしたね。

 以上は、今年1年生の孫娘が書いた読書感想文である。恐らく「にじいろのさかな」?という題名の本を読んだんだろう。孫娘の成長を感じているジジ・ババである。

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