梅干を作る

我が家の梅７．６キログラムを収穫。三日三晩干してできあがった。これから食卓にのることになるだろう。懐かしき「梅干しの歌」を表現してみる。
　二月三月花盛り、ウグイス鳴いた春の日のたのしい時もゆめのうち。五月六月実がなれば、枝からふるい落とされて、きんじょの町へ持ち出され、何升何合計り売り。もとよりすっぱいこのからだ、しほにつかってからくなり、しそにそまってあかくなり、七月八月あついころ、三日三晩の土用干し、思へばつらいことばかり、それも世のため、人のため。しわは寄っても若い気で、小さい君らの仲間入り、運動会に持って行く。ましていくさのそのときは、なくてはならぬこのわたし。