娘は、平成11年9月27日に「○○病院」で精密検査を受けたところ「がん」と診断されました。しかも、入院の前日に記した「あなたは まだ若いから…」などの遺書を残して行くなんて……
以来、「がん」と闘いながら入院生活を続けてきました。しかし、この結果に、悔しくて悔しくて…厳しかった226日間の入院治療に、気力、体力のすべてを消耗し尽くして、5月11日午後9時に、家族に看取られ
ながら、アッという間に、この世の命を閉じてしまいました。享年34歳でした。結婚生活2年目で、流産を原因とする、一万人に1人にも至らない難病の「絨毛がん」に侵されていました。
入院中は、何度にも及ぶ「抗がん剤」の投与による、強度な副作用と闘いながらも、グチ、弱音ひとつ吐かずに、同じ部屋の人や、看護婦さんに時には辛口の、そして明るく言葉を掛けていました。
節分の日には、看護婦さんたちが、「マメ」と書いた小さな紙を何個も作って、病室を訪れ、娘の、健康回復を願ってもくれました。
また、娘の勤務先「○○の家(障害者)」の人達と、入院直前に撮った、生前最後のスナップ写真を、何時も見つめながら「早く仕事がしたい」「皆に会いたい」と言っていました。娘は、その望みを二度とかな
えることなく、いってしまいました。娘は、生前、エッセイ、物事を文字で表現することが、好きでした。入院当初は、小さなテーブルに向かいながらペンを走らせている姿を何度も見かけました。それは、日々の
症状、薬、治療などを克明に記していました。今は、残された遺稿を何とかまとめてやりたいと思っています。
娘は、亡くなりましたが、娘は娘らしく、死んだ後にも、大きな仕事を、自分の意志でやり遂げていきました。
それは、「アイバンク」への「角膜」の提供でした。このことは、娘が「○○の家」での仕事との関わりがそうさせたものと思います。私達家族は、その思いに満足しています。お二人の男の方の目が見えるよう
になったと聞いています。このお二人の目を通しながらこの世をカッポし、きっと、どこかで、みなさんに、そーっと、目線を送りながら皆様に感謝していることと思います。……
娘が、二十台に数多くのエッセイを残していきました。娘の供養にも是非皆様に読んでいただければと思い「ブログの講習」を受けました。文字だけなら発信できるようになりましたので、これから逐次娘の思い
を娘に代わって送り続けたいと思います。
以来、「がん」と闘いながら入院生活を続けてきました。しかし、この結果に、悔しくて悔しくて…厳しかった226日間の入院治療に、気力、体力のすべてを消耗し尽くして、5月11日午後9時に、家族に看取られ
ながら、アッという間に、この世の命を閉じてしまいました。享年34歳でした。結婚生活2年目で、流産を原因とする、一万人に1人にも至らない難病の「絨毛がん」に侵されていました。
入院中は、何度にも及ぶ「抗がん剤」の投与による、強度な副作用と闘いながらも、グチ、弱音ひとつ吐かずに、同じ部屋の人や、看護婦さんに時には辛口の、そして明るく言葉を掛けていました。
節分の日には、看護婦さんたちが、「マメ」と書いた小さな紙を何個も作って、病室を訪れ、娘の、健康回復を願ってもくれました。
また、娘の勤務先「○○の家(障害者)」の人達と、入院直前に撮った、生前最後のスナップ写真を、何時も見つめながら「早く仕事がしたい」「皆に会いたい」と言っていました。娘は、その望みを二度とかな
えることなく、いってしまいました。娘は、生前、エッセイ、物事を文字で表現することが、好きでした。入院当初は、小さなテーブルに向かいながらペンを走らせている姿を何度も見かけました。それは、日々の
症状、薬、治療などを克明に記していました。今は、残された遺稿を何とかまとめてやりたいと思っています。
娘は、亡くなりましたが、娘は娘らしく、死んだ後にも、大きな仕事を、自分の意志でやり遂げていきました。
それは、「アイバンク」への「角膜」の提供でした。このことは、娘が「○○の家」での仕事との関わりがそうさせたものと思います。私達家族は、その思いに満足しています。お二人の男の方の目が見えるよう
になったと聞いています。このお二人の目を通しながらこの世をカッポし、きっと、どこかで、みなさんに、そーっと、目線を送りながら皆様に感謝していることと思います。……
娘が、二十台に数多くのエッセイを残していきました。娘の供養にも是非皆様に読んでいただければと思い「ブログの講習」を受けました。文字だけなら発信できるようになりましたので、これから逐次娘の思い
を娘に代わって送り続けたいと思います。
まだまだ幸せなのだと、思い知らされました。
娘さんの事、時間が経ったとはいえ、今でも残念でならないでしょうね。
私の場合は、あまりにも早かったですが、自然の摂理上、母が先に旅立つ事は仕方がない事です。
が、娘さんに先立たれるとはとても辛い事だと思います。何より、娘さん自身も人生これからという時、辛かったと思います。
エッセイ、読ませて頂きました。
文章から、きっと明るいサバサバした感じの人だった様に思います。是非友達になりたいタイプです。(笑)
偶然にも、娘さんの亡くなられた年令と今の私の年令は同じです。
これも何かのご縁かもしれませんね。
こちらのブログをブックマークさせていただきます。これからもちょくちょくお邪魔するかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします。