いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

山本太郎参議院議員は即刻辞職せよ!

2013年11月07日 10時25分53秒 | 兎に角書きたいの!
 10月31日開かれた園遊会で山本議員は天皇陛下に手紙を直接手渡された。何と恐るべき行為であろうか。時代劇を見ても直訴は切腹覚悟で命を賭して行う行為であった。こともあろうに国会議員が天皇陛下に直訴して何をしようとしているのか。貴方は国会議員ではないのか!国会議員の義務を何と心得ているのだろうか!決して許してはならない。厳重注意など何の効果もない。良識の府参議院が辞職勧告できないようであれば「良識の府」の看板を下ろしたほうが良い。

 「自ら辞職しないし、けじめをつける考えもない。政治利用のいとはなかった」
 
 「陛下を悩ませることになり、猛省している。思慮深さが足りない部分があった。本当に浅はかだと思う」
 「国会議員になって3カ月。(原発問題で)なかなか変化をもたらせない、その歯がゆさ、焦りが自分を動かした」

 まるで今話題の食糧の「偽装表示」を「誤表示」と言葉でごまかそうとする卑劣な責任逃れであり言葉ではなくその行動が許せないのである。

 原発問題は多面的である。原子炉を廃炉にするには技術力、労力、期間どれをとっても世界で日本が初めてこの困難な作業に取り組む厳しい状況下に置かれた。アメリカのスリーマイル島原発(1979年事故)及びロシアのチェルノブイリ原発(1986年事故)は今もって完全な廃炉に至っていない。一方、被災者、被災地の救済復興は民主党政権時代の何もできないなにもやらない状態から自民党政権になってから着実に復興の道筋が伺える。

 天皇、皇后両陛下はどれだけ被災地を訪れ被災者と言葉を交わされ惨状を見られお心を砕かれているかを山本議員は承知しているのだろうか。
 原発反対もいい、しかし廃絶に至る対策を工程を語らずして何が原発反対だ。国民全員が原発廃止を望んでいるが只原発反対では日本の将来に展望がない。「戦争反対」!と叫ぶに似ている。

 小泉元総理の「原発ゼロ」は、外国(ノルウェー?)を訪問し廃棄物の処理の実態を見てこの気持ちになったんだろうと思う。昨年元総理の講演を拝聴した。かの国は10万年のスパンで廃棄物処理を考え数千メートル下に貯蔵庫をつくりそれもしっかりとした岩盤だからこれが出来る。しかし日本にはこのような岩盤がない…と「原発ゼロ」を唱えていた。

 原発ゼロは国民の望むところだが、そのためにはどのような技術的対応ができるのかを語らずしてただの題目を唱えるのであれば将来の展望が開けない。小泉元総理はそれを国民に語るべきだと思う。

 いずれにしても、原発問題はこれから30年、50年といったスパンで対応していかないと解決できる問題ではないということ思い安易に「原発ゼロ」などと発言してもらいたくない。まずは山本太郎参議院議員は即刻辞職せよ!あなたは国会議員として政治に関与する資格も資質も持ち合わせていないのだから!

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