いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

豊川稲荷・御神木なぎの木

2009年10月23日 08時16分08秒 | 兎に角書きたいの!
 先日の旅行で豊川稲荷(愛知県豊川市)を見学した。生憎と雨だったのでゆっくりと境内などを鑑賞することは出来なかった。観光案内にも記されていない珍しいものがこの境内内に存在する。

 山門を入ってすぐ左側に二股の「なぎの木」がそびえている。なぎの木は、常緑高木で古くから熊野地方で信仰と結びつき、ご神木として各地の神社に植えられた木として知られているとのことである。

 私はこの話を豊川稲荷境内内の案内の方から初めて耳にした。ご神木と共になぎの葉がおもしろい。
 
 なぎの葉は中央に葉脈がなく多くの平行脈を持ち、(横方向に筋がない)そのため葉を引きちぎるには相当の力が要る。裂けにくい事から魔除けのお守りとされ、また男女の縁が切れない和合の象徴ともされている。

 「なぎのお守り」は、縁結び・大願成就・夫婦相愛などにご利益があるそうだ。最も有名なのが熊野神社の本宮、紀州熊野神社那智の大社には平重盛が植えたといわれる樹齢約1000年のなぎの巨木が有り、御神木となっている(国の天然記念物)。

 なぎの葉を豊川稲荷で貰いうけ妻に手渡した。近くには「伊豆山神社」(熱海市伊豆山708-2)になぎの木が存在すると言う。来月、娘婿が私達夫婦を熱海に招待したいと言うことで出かけることになっている。是非、伊豆山神社に寄ってなぎの葉のお守りそして御神木を写真に収めたいと思っている。

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