いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

アーロン収容所

2010年08月15日 08時18分36秒 | 兎に角書きたいの!
 8月15日は・ポツダム宣言受託の日・日本「敗戦の日」

 ビルマでの捕虜体験を通じて西洋文明を批判したベストセラーの「アーロン収容所」(昭和37年)の著者京都大学名誉教授会田雄次氏は平成9年9月81歳で逝去された。

「アーロン収容所」は、英国の日本人捕虜に対する虐待を描いたものである。例えば!

 ① 飢えに苦しんでいる時、赤痢菌をたっぷり蓄えた川ガニしかいない川の中州に捕虜を放置し、カニを食いつなぐしかない状況に置いて『日本兵は衛生観念不足で、自制心も乏しく、英軍のたび重なる警告にもかかわらず、生カニを食し、疫病にかかって全滅した。まことに遺憾である』と報告している。

 ② 食事に供されていた米はビルマの下等米で、砕米、臭く、3割ぐらい泥と砂が混じる米の支給に抗議したところ『日本軍に支給している米は、当ビルマにおいて、家畜飼料として使用し、なんら害なきものである』と答えた。

 ③ 英国人の女性士官が目の前で裸になって服を着替えた。「英国人の目にはアジア人など、犬猫のたぐいに見えるのだろう。しかし、フランス人やアイルランド人の前では裸にならなかった」などなど言語に絶する虐待、悲惨な体験を記述している。

 そして、著者は、白人以外は人間と認めず、「目には目、歯には歯」の復習を鉄則とし、陰険、狡猾、冷酷、残忍、尊大、傲慢、老獪、偽善を常とする。それが英国の真実であると肌で知ったと。

 国家観無しの今の民主党。外交交渉で勝てるわけが無い。何の信念も持ち合わせていないのだから。相手の衝撃を撃破しようとする気迫など全く持ち合わせていない。ただ謝りその場を逃げようとしている。本当に日本の行く末が心配である!

 「アーロン収容所」著者会田雄次・21年2月20日33刷発行・中央公論新社・571円+税 この夏是非読んでいただきたい本である。

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