いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

自民党幹部の化石的頭脳

2009年07月13日 07時08分14秒 | 兎に角書きたいの!
 東国原宮崎県知事の次期衆院選擁立についての自民党幹部の発言を見る。

1 伊吹文明元幹事長…伊吹総会で「苦しくても、面白番組的なポピュリズム(大 衆迎合主義)だとか、スローガンだけの政治から決別しないといけない」と東国 原知事擁立の動きを批判した。

2 島津雄三元厚生相…津島派の総会後「国民は厳しく見ている。マスコミの寵児 になっている人に興味を持つのはいいが一線を貸すべきだ」と苦言を呈した。

3 谷川秀善参院幹事長(町村は代表世話人)…「政策を訴えるべきなのに(集票 が見込める候補を求めて)右顧左べんするのは本末転倒だ。奇をてらうのは感心 しない」とかたった。

 この方達の発言内容を聞いてどう感じましたか。私は、皆さんは世の中の動きを知ろうともしないし知らないでいる。いわゆる象牙の塔的考え方であり特権意識の表象である。

 このような人達に国政を任せる任せたいとの気持ちが起きるだろうか。何の変革も時代の変化に伴なう改革も出来ないのではないかと思ってしまう。それほどこの発言は化石的でどうしようもないなと思う。

 昨日の都議選で自民党の全敗というより見捨てられた格好である。この敗北があたかも麻生総理個人の問題として若手議員が会合を開いたとかは自己保身の行動であり自分達の責任を転嫁するのか。そんな人達は若手と言いながら権力機構にどっぷりとひたっているのではないか。

 自民党の狼狽振り!しっかりしてくれ!麻生総理の唯単なる退陣問題でないことをしっかりと意識して欲しい。今国民は何を求めているか。背骨のある政策で国益の為に発言し行動を起して欲しい。

 今の自民党の行動は自己保身(議員に当選するか落選するか)の目線で動いている。このような状態であれば自民党は変わらない。小沢一郎の政治手法となんら変わらない。

 小沢代表代理及び鳩山代表の政治献金問題を何故徹底的に追及できないのか。民主党であれば鬼の首を取った気分で連綿と追求するだろう。なぜそれを自民党はやらないのか! 

  物事は常に変わるもの。ただその本道は堂々としたものであらねばならない。自民党はこのことを十分に認識し新しく脱皮を繰り返し新しい血液を導入し自民党内の浄化を心がけなければ都議選敗北の教訓は生きない。上記の幹部の意識の化石的頭脳と私は思っている。浄化をすすめよ!権利力に居座る感覚を駆除せよ!

 行く河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず、よどみに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例なし。
 世の中にある人とすみかと、またかくの如し。  (方丈記)

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