いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

和のエンブレムに失望!

2016年04月11日 12時21分02秒 | おやじ日記
 4月8日、2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会から、約15,000件の中から4作品が発表された。
   A市松模様を模した「組市松紋」
   Bリング状の「つなぐ輪、広がる和」
   C風神・雷神をモチーフにした「超える人」
   Dアサガオを模した「晴れやかな顔、花咲く」

 専門員が選定したにしては驚き、輝き、えっ!と言わせる要素が見えてこない。観念的で固定観念に縛られた選定だと私は思う。表題は頷けるが図柄は日本を端的に表しているとは言えないと思う。15,000件もの応募があったならばもっと日本を表現する作品があったのではないだろうか!東京の五輪誘致の図柄はとてもいい。あのような新鮮で驚きを与える作品選定を望んでいたが…

 いずれにしてもこの4作品から選定されるのだろうが、どうしてもとしたらD案の「はれやかな顔、花咲く」だがおとなしく繊細で世界中の人が集まって競技を競う大会にしては内向的図案だと思う。B案は色彩的にも晴れやかであるがこの図案から直ぐに日本がイメージできるだろうか。インタビーで外人が日の丸を表現しているからいいと言っていた。C案は有名な風神を表現したとあるがあまりにも図案化されてしまい説明されないとわからない。風神・雷神がうまく表現できたら良かったと思う。A案はえっ!と言わせる図案だがよくわからない。よく眺めて「扇子」が組み込まれているから日本的かなとも思うが…

 新聞に掲載された4作品を眺めて、一瞬ウゎ!と心をときめきさせるものがなかった。よく眺めて選定するといった感覚で「これっ!」と直感的に心を射止める驚きが残念ながら私にはなかった。今後、国民の意見で決定し継続的大々的に紹介されていくうちに馴染み味わいが出てくるだろう!

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